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「あっさりレビュー」エクスペディション33 今後のJRPGが楽しみになる特大の起爆剤

 

 

この記事ではエクスペディション33についてのクリア後のレビューを超あっさりと書いていきます。自分が見返すための備忘録として記念に書き残しておくだけなので、めちゃくちゃ浅いただの感想だと思って読んで頂けると幸いです。

:本編に関するネタバレ含みます。

 

 

面白い・このゲームならではのポイント

・コマンドRPGにパリィと回避の要素を組み合わせた戦闘が面白すぎる!

このゲームを最も特徴付けているのは何といっても戦闘だ。

 

一般的なコマンドバトルのRPGにパリィと回避の要素を組み合わせる事によって他のコマンドRPGでは味わえない様なアクション性と緊迫感を楽しめる。

 

スーパーマリオRPGや龍が如くでもこういった要素は含まれていたけど、本作は舞台がフォトリアルのファンタジー世界という事もあってその2作品とはまた全然別のプレイ感覚であり、戦闘の真新しさが損なわれる事はなかった。

 

この戦闘システムは「日本のRPGは何でこういうシステムでゲームを作らないんだろう?」と長らく妄想してきた物が遂に実現したかの様に思えてプレイしていて夢の様な気分にさせられた。

 

正直この戦闘システムを体験するためだけでもこのゲームは買う価値がある。

・世界観が良い

ファンタジー好きには絶対刺さる世界観。

 

景観の種類は多くないけどその分どの景色にもインパクトがあって世界遺産を見る時の様な気分にさせられた場面は多い。

 

BGMの種類も豊富でファンタジー感を高めるのにとても役立っていた。

・報酬が素晴らしい

俺はゲームの面白さの50%は報酬の良さで決まると思っている。

 

サブクエスト・宝箱の中身・隠しエリアの探索。こういった要素に対する報酬がショボイと途端にそのゲームに対する面白さが半減してしまうんだ。

 

「そんなしょぼい報酬ならもうやんなくてもいいや」となってしまうから。

 

やはり、頑張って見つけたりクリアした物の対価として魅力的な報酬は絶対に欲しい!それがゲームに対するモチベーションにも関わってくる!

 

その点、エクスペディション33の報酬は素晴らしかった。

 

強敵を倒した時、見つけづらいエリアでアイテムを発見した時。

 

必ずプレイヤーが喜びそうな報酬を用意してくれている。

 

だから今作は探索もしっかり楽しい。探索に対する素晴らしい対価がマップのそこら中に用意されていたから。

残念・合わなかったポイント

・日本語の吹き替え音声がない

本作には日本語吹き替え音声がなく、日本語は字幕のみとなっている。

 

日本のゲームじゃないから仕方ないけど日本語音声なら更にゲームへの没入感

が高まっていたかもしれない。

・洋ゲーならではの感性の違い

本作は洋ゲー特有の癖の強さだったり遊び辛さは特に感じられなかったし日本のゲームと同じ感触で遊ぶ事が出来た。

 

とはいえ、キャラのデザインだったり性格やセリフの部分では日本との感性の違いを感じる時も勿論あった。

エクスペディション33のまとめ

 

2025年のGOTY候補ともされていて大注目されたエクスペディション33。間違いなく遊んだ方が良い。めっちゃおもろい。

 

今まで同じような作品を作れるタイミングはあっただろうにこの様なゲームが日本から産まれて来なかったのは確かに悔しい。

 

ただ、このエクスペディション33という特大の起爆剤をきっかけに今後のRPG業界がどの様なゲームを作ってくれるのかより一層楽しみになってきた。

 

このゲームは「コマンドRPGはもう古い」に対する最高のパリィでした。

 

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