© 2016-2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
LOGO ILLUSTRATION: © 2016 YOSHITAKA AMANO
発売日2016年11月29日
機種 PS4
ジャンル オープンワールドアクションRPG
*この記事はネタバレを含みます。
とっくにご存知なんだろう?
穏やかな心を持ちながら楽しくゲームをプレイする普通の一般人・・・・・・
超ゲーマーMEXISSだ!!!!(@mexiss2)
今回はファイナルファンタジー15、通称FF15のレビュー記事。
ネットではクソゲーという評価が多く見られる本作だけど、俺はかなり楽しめた。
クソゲーと評価されるに値するネガティブな要素も色々経験させてもらったけど・・(笑)
本作の評価は例えるなら
将来有望な天才が努力を怠ってそれなりの人物で終わってしまった
というのがしっくりくる。
1度プレイして貰えば分かると思うけど本作のポテンシャルは相当に高い。
序盤は何故このゲームがクソゲーと言われているのか理解に苦しむはずだ。
この作品はゲーム界における最大の
未完の大器だ
- ポテンシャルの高さを思い知らされる序盤の楽しさ
- 美しい町、美しいBGM
- 開発者が失踪したのか?消えたオープンワールドの謎
FF15のここが面白いor凄い!
ドライブにキャンプに写真!「 仲間と旅してる感」が最高!
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FF15の序盤では「ドライブ」「キャンプ」「写真」の3つが凄く楽しい!
仲間達と一緒に車で目的地に向かいながら、後部座席で景色を楽しんだり「歴代のFFのBGM」をかけたり。
その景色には非現実的で強そうなモンスターがいたりと。
サファリパークで車を運転している気分!
夜には危険なモンスターが出るからどこかでキャンプをして、仲間が作る本物と見間違うレベルの絶品料理を楽しみつつ、その日に撮られた写真を見直しながら思い出に浸りながら眠りにつく。(写真撮ってくれるシステム神過ぎない?)
まるで大学生の友人達と旅行をしている様な気分を味わえたんだ!
俺はこのプレイスタイルが最高に楽しかったし、この感じが最後まで続くならこのゲームは神ゲーだと確信していた。
「神」と戦っている事を実感できる大迫力の六神戦
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六神と呼ばれるボス達との戦闘。
そこら辺のモンスターとは明らかに違う、威圧感と神々しさ。
そこで流れるムービーシーンは、
流石FFだわ・・・!めっちゃ綺麗だ!
と感心させられるムービーの綺麗さだった。
最初の六神戦である巨神タイタンと戦い終えた時・・
「こんな奴が後5体も・・!ワクワクするな~・・!」
と胸を高まらせていた。
でも、
後2体でした。
初めて訪れた時の感動とワクワクさせてくれる3つのエリア
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FF15で主な拠点となる場所は「ガーディナ」「レスタルム」「オルティシエ」
の3箇所。
この3箇所は最初訪れた際に
うっわ~~すっげ~~・・俺もここ行ってみたいな~
とテレビで外国の高級リゾート地を見ている時の様なワクワク感を与えてくれた。
1番最初に訪れるガーディナは最高にオシャレなリゾート地でこれからのFF15に対する期待を高めてくれた
。
次のレスタルムでは活気溢れる市場を見て回ったり、そこで暮らす人々を眺めているだけで楽しめた。
そして最後に訪れたオルティシエ。
ゲーム史上最も美しいと感じた町かもしれない。
雰囲気、町並み、水との共存、全てが俺の心にストライク。
おいおい開発者さん、町1つを作りこみ過ぎだろ!ここで燃え尽きるなよ~?(笑)
と、余りの町の綺麗さに心の中でジョークを言っていたら・・・
本当に燃え尽きてた
FF15のここがつまらないorいまいち!
途中からオープンワールドではなくなる
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中盤以降、FF15はオープンワールドから1本道のRPGへと姿を変える。
中盤以降もストーリーに関しては楽しめた。
でも・・
オープンワールドは?!
ドライブは?!
オルティシエの様な完成度の高い美しい町は?!
全てどこに行ってしまったんだ~~~!!!
中盤以降もオープンワールドだった世界に戻る事は可能だ。
でもそこは最早ストーリーとは無関係の世界。
オルティシエ以降もこの様な素晴らしい町を後2、3個は訪れるだろうなと期待してプレイしていたが、町はオルティシエが最後だった。
オルティシエで期待が高まりまくった分落胆も大きかった・・
序盤のオープンワールド形式で終盤までストーリーを楽しむ事が出来ていたならこの作品はどれだけの神ゲーになっていたのかと思うと残念でならない。
最後まで旅をしたかった
残りの六神よ、俺と戦え・・!
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いい所でも挙げた六神との戦い。
でも、実際に戦う事になるのは半分の3体のみ。
残りの3体はというと、戦わずして協力関係になる。
協力関係になってくれるのは有難い。
でも、
いい六神もいるもんだなぁ~はははっ
とはならない。
俺はタイタンと大迫力のバトルを楽しんだ後、他の六神との壮絶なバトルを期待していたんだ。
リヴァイアサンとイフリートはその期待に応えてくれたよ。
残りのラムゥ、シヴァ、バハムート
お前らにはガッカリだよ。
六神の存在意義は「星を守る」事なんかじゃない。
俺を大迫力のバトルで楽しませる事だ!!!
星は守れても俺の楽しみは守れなかったんだよ・・!
いい六神がいるのは構わない。
でも、何事も戦闘をしてから語って欲しかった。
六神は全員戦闘狂であれ
ヒロインの扱い
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上 ルナフレーナ様
下 イリス
ヒロインであるはずのルナフレーナ様。
ムービーで見るルナフレーナ様はとても美しくこれぞヒロインという風格を持っていた。
でもルナフレーナ様にムービーシーン以外で出会う事はなくFF15は幕を閉じたんだ。
1度も出会えないヒロインって・・・
そんなルナフレーナ様より、主人公と実際に冒険したり、デートまで楽しんで同じ時間を多く共有したイリスの方がヒロインに相応しいのでは?すげー可愛いし。
俺はイリスと繋がって欲しかった・・
ドラクエ5みたいに途中でルナフレーナ様かイリスを選ぶイベントがあれば面白かったかもしれない。
そのイベントがある事によってプレイヤー同士で
「お前どっち選んだ?」と盛り上がった可能性もある。
イリスルートを作ってくれ
まとめ
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あまり評判のよろしくないFF15。
発売当日にワクワクしながら購入したFFファンからしたら、期待外れのゲームだったかもしれない。
でも「FFである」というフィルターを外して1本のゲームとして評価をすると、良作以上の評価になる。
序盤は本当に楽しいし、ストーリーも楽しい。
序盤と中盤以降のギャップには悩まされるかもしれないが、かといってつまらない訳ではないんだ。
残念だった所が改善されていたら歴史に残る神ゲーになりえた実に惜しい作品。
プレイした事がない人は是非1度はプレイしてみるべきだ。
やっていく内に評判とは裏腹な楽しさとそのポテンシャルの高さに驚かされるはずだ。(今なら2000円程度で買えるし)
未完の大器
という言葉が最も似合うゲームだ。
悪い、やっぱ惜しいわ・・
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