穏やかな心を持ちながら楽しくゲームをプレイするゲーマー・・・・・・
超ゲーマーMEXISSだ!!!!(@mexiss2)
ワンダースワンという携帯ゲーム機を知ってるか?
かつて、ゲームボーイと市場を争っていた携帯ゲーム機だ。
結果的にゲームボーイには勝てず、ワンダースワンはあまり大きなインパクトを残す事のないまま撤退してしまった。
その為、当時まだ産まれてなかった人達への知名度はかなり低いと思われる。
当時、俺もゲームボーイしか持ってなくて、ワンダースワンとは無縁の生活を送っていた。
でも、ゲームボーイでは発売されないゲームも多く発売されていたから、気になるゲーム機ではあったんだ。
そして、先程ワンダースワンの事を急に思い出して、
「ワンダースワンって結局どんなゲーム機だったんだ?」
とワンダーな疑問が頭に湧いたから調べてまとめてみた!
この記事では
ワンダースワンの特徴と代表的なゲーム
を紹介するよ!
かつてこんなゲーム機も存在していたんだ 。
ワンダースワンは3機種 !
ワンダースワンはゲームボーイの制作をした横井軍平さんが任天堂を退社した後に、企業して開発に大きく関わった携帯ゲーム機だ。
発売はバンダイから。
ゲームボーイが、
ゲームボーイ→ゲームボーイカラー→ゲームボーイアドバンス
と3世代に渡って進化していった様に、
ワンダースワンも
ワンダースワン→ワンダースワンカラー→スワンクリスタル
と同じく3世代に渡って進化したんだ!
デジモンの進化みたいだな!
3機種のそれぞれの特徴を見てみよう。
ワンダースワンの特徴
1999年3月4日発売
デジモンで言う成長期の状態。
対応してるゲームはモノクロ。
何とゲームボーイが単3電池2個使用するのに対して、ワンダースワンは1個でゲームをプレイする事ができた!
そして、やっぱ目に付くのはボタンの多さ!
ゲームボーイより4個もボタンが多くて、
「ボタンの多さではゲームボーイに負けないからな!」
という気持ちが伝わってくる。
十字キーじゃなくて、ボタンになってるから斜めの移動とかは難しそうなんだけど、どうなんだろう?
ワンダースワンカラー
2000年12月9日発売
デジモンでいう成熟期の状態。
カラー表示が可能に!カラー専用ソフトも登場。
(モノクロのソフトをプレイしてもモノクロのまま)
左端に付いていた電源スライドが前面に移され、電源ボタンとして生まれ変わった。
ボタンを更に増やすんだね・・!
そして画面が少しだけ大きくなっている。
スワンクリスタル
2002年7月12日発売
デジモンでいう完全体の状態。
ワンダースワンカラーと出来るゲームは変わらない。
(スワンクリスタル専用ソフトがない)
液晶画面がSTN液晶からTFT液晶に変更されて、残像が無くなり画面も明るくなった。
更に電源ボタンがゴム製からプラスチック製に。
ワンダースワンの上位互換というよりかはマイナーチェンジ版といった方が正しい表現かも。
ゲームボーイアドバンスでいうSPの様な物かな?
ゲーム機として異常な安さ!
ワンダースワンシリーズ全体を通して言えるのがその値段の安さ!
このワンダースワンとゲームボーイを比較した値段表を見てくれ。
(発売当時)
機種 | 値段 |
---|---|
ゲームボーイポケット | 6800円 |
ワンダースワン | 4800円 |
ゲームボーイカラー | 8900円 |
ワンダースワンカラー | 6800円 |
ゲームボーイアドバンス | 9800円 |
スワンクリスタル | 7800円 |
うおおおおおおワンダースワン安い!!
この安さは魅力的!
初代のワンダースワンとかゲームソフト1本分の値段で買えるのかよ!!w
という風に興奮したい所だけど、ちょっと待ってくれ。
ワンダースワンの安さは魅力的ではあるけど、発売する時期が致命的に悪いんだよ・・!
初代のワンダースワンが発売されたのはなんと、ゲームボーイカラーが発売された5ヵ月後!
カラーで出来るゲームボーイの後にモノクロのゲーム機を出されても・・
4800円という値段はインパクト抜群だけどね!w
ワンダースワンカラーが発売されたのもゲームボーイアドバンスの3ヶ月前。
3ヶ月待ってアドバンスが発売されるなら待っちゃうよ。
そして、スワンクリスタルが発売されたのはゲームボーイアドバンスの1年後。
もうスワンクリスタルの入る余地は無かった。
3機種とも、既にゲームボーイが普及した後に発売されてるし、
性能もゲームボーイより優れているという訳では無いから、そりゃあ勝負にはならない。
値段の安さだけじゃ、とてもカバーできないよ。
適切なタイミングと適切な性能で売っていたら今でも存在していた可能性も・・?
横画面だけじゃなく縦画面でプレイするゲームも!
ワンダースワンは横画面だけじゃなく、縦画面でもゲームをプレイする事ができた!
恐らく、十字キーを採用しなかったのは縦でプレイした際にもボタンとして使用出来る様にしたかったからだろう。
現代においても縦画面でプレイできるゲームは珍しいのに、1999年の時点でやっているのは驚きだ!
時代を先取りし過ぎだろw
それだけに留まらずなんと斜め持ちするゲームもあった様だ。
ワンダースワンは未来からやってきたゲーム機に違いない。
ワンダースワンのカセットと代表的なゲーム!
ワンダースワンのカセットはゲームボーイアドバンスのカセットと似たサイズで、どのゲームもクリスタル仕様となっている。
クリスタル好きには堪らんな!
それじゃあ、ワンダースワンを代表するゲーム達を紹介するよ!
デジモンシリーズ
ワンダースワンが発売された当時はデジモンの人気が最盛期を迎えていた時期でもある。
そして、デジモンのゲームを販売する権利はワンダースワンを販売しているバンダイにあった。
その事もあってワンダースワンではデジモンのゲームを目玉にして沢山発売したんだ。
当然、ライバルであるゲームボーイではデジモンを発売する事はなく、
ゲームボーイしか持ってなくてデジモンが大好きだった人達は、いつも白い目でワンダースワンを見ていたはずだ!
・・・・俺みたいにな!
デジモンの独占はずるいぞ!
ジャンプ作品
バンダイが販売する権利を持っているのは、デジモンだけじゃない。
ドラゴンボール・ワンピース・NARUTOのジャンプ作品。
これらはデジモン程ワンダースワンで独占していた訳じゃないけど、ワンダースワンでの発売が目立っていた。
ジャンプファンの人にとってはワンダースワンは退屈しないゲーム機だったに違いない。
デジモンといい、ジャンプといい子供にとっては魅力的過ぎる!
FFシリーズ
ワンダースワンはFFシリーズが初めて携帯ゲーム機でプレイできるという事でも注目を浴びた!
あの大人気RPGが携帯ゲーム機で出来るんだから、当時のゲーマー達の興奮は想像に難くない。
そして、FFは期待に見事に応えてワンダースワンで最も売れたゲームソフトにもなったんだ。
FFをプレイする為にワンダースワンを購入した人も多かったんじゃないかな。
FFはやっぱり強い!
ゲームボーイという相手が強すぎた
ワンダースワンは相手が強すぎた。
スワンクリスタルを発売して1年後にワンダースワンはゲーム市場から撤退を余儀なくされた。
ゲームボーイが強すぎたんだ。
あの人気のゲームボーイ相手に後手後手で発売していたら、そりゃあ分が悪すぎる。
ハッピーエンドとはならなかったワンダースワンだけど、その独自性は褒められるべきだ。
単3電池1個でプレイ出来る・縦画面でもプレイ出来る・ボタンの多さ・圧倒的な安さ。
これ以外にも、月額料金を払えばなんと、Eメールやインターネットまで出来たみたいだ・・!
ゲームボーイとの差別化は充分に出来ていた様に見える。
現代でバンダイが(ゲンダイでバンダイ)
新たにゲーム機を作るとしたらどんなゲーム機を作るんだろう?
きっと任天堂とSONYもビックリの未来を先取りしたゲーム機を見せてくれるはずだ
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