皆さん格闘ゲームと言えば何のゲームを思い浮かべますか?
多くの人が真っ先にストリートファイター2を思い浮かべたのではないでしょうか。
これほどまでに有名なゲームなのだから売り上げ本数ももちろん凄い!
2019年3月の時点で世界で630万本を売り上げている。
これが世界で一番売り上げがすごい格闘ゲームで間違いない!
俺もそう思っていた。
しかし調べていくととんでもない数字を発見したんだ。
・・・・830万本
830万本!!
ストリートファイター2の上を行く売り上げ!
そのモンスタータイトルがこれだ!
鉄拳3
1998年3月26日発売。プレイステーション専用ソフト。
2D格闘ゲームはストリートファイターで3D格闘ゲームは鉄拳というイメージがある。(個人的に)
PSのゲームでここまでの3Dグラフィックはプレイ当時かなり驚いたと記憶している。
鉄拳シリーズが今の地位を手に入れたのはこの鉄拳3からではないだろうか。
これほどまでに売れたゲームがどんなだったのか見ていこう。
現実にいそうな絶妙にリアルなキャラクター達
鉄拳3で使えるキャラクター達はどれも現実にいてもおかしくない奴らばっかりだ。(ボスを除く)
カポエラ使いのエディ、プロレスラーのキング、テコンドーの花朗といった本当にいそうなキャラクター達。
波動拳、腕が伸びるといった現実離れした派手な必殺技を持っているキャラクターはいない。
見た目も人間そのもので(色々除く)
いつか現実でもこんな戦いが見れるのではないかと錯覚させられる。
派手な必殺技が飛び交いインスタ映えを狙いたいならこのゲームは向かないだろう。
だが、現実離れをした必殺技が出せないのはデメリットではない。
人間同士だからこそのリアリティがこの鉄拳にはある。
他の格闘ゲームで勝ったらこういう気持ちになる。「よし、ゲームで勝った。」
しかし鉄拳で勝ったら「よし、殴り合いに勝った。」
他の格闘ゲームは派手であるが故に脳がこれはフィクションだ。ゲームだ。と認識する。
鉄拳は現実にいそうな人間達が戦っているから脳がこれはゲームだ。あれ?でも現実っぽい。と認識してしまうのだ。(俺は脳化学者ではない)
リアルな人間同士の戦いだから攻撃が当たると鉄拳ならではの爽快感がある。
コンボが決まると自分でも頑張ればこの技、使えるんじゃないかと感じたりもする。
いつか俺がキャラクターとして出ても違和感がない格闘ゲームだ。(大あり)
格闘ゲームとは思えない2つのモード
【PS Classic】対戦格闘ゲームの象徴であり原点──『鉄拳3』インタビュー | PlayStation.Blog
ゲンヤ / Genya on Twitter: "TAG1の鉄拳ボウルがビーチバレーじゃなくてボーリングだった時の切なさを15年越しで払拭する時が来たと。… "
鉄拳3には格闘以外のジャンルも楽しめる。
もちろん、何人倒せるかとか、衣装が変えられるといったありがちなモードではない。
TEKKEN FORCEモード
昔懐かしい横スクロール型アクションゲームだ。
体力が無くなるとその時点でゲームオーバーとなる。
次々と現れてくる雑魚敵を格闘システムはそのまんまに倒しながら進んでいく。
時間制限付きで雑魚を倒すと時間が+されていくシステム。
道中には回復アイテムのチキンといったアイテムも転がっており、体力の管理をしつつ慎重に進めていく必要がある。
道中には鉄拳キャラも中ボスとして出てくる。
全キャラクターから選択出来るのもこのモードへのこだわりを感じられる。
ミニゲームとしてではなく一本のゲームとして作っていればそれなりのゲームになったのではなかろうか(笑)
鉄拳ボールモード
鉄拳のキャラクターを使ってやるビーチボールだ。
お互い体力ゲージがあって、ボールを相手のコートに落とす、もしくは強力な技をボールに当ててそのボールを相手に当てると体力ゲージが減らせる。
このゲームの面白い所は鉄拳のキャラクター達にビーチボール用のトス、レシーブ、スマッシュといった、専用アクションは無く、格闘ゲームのまんまの技でビーチボールが出来る所だ。
格闘では弱くて使えなかった技もこのビーチボールでは強かったりもする。
普通のバレーボールゲームよりもこの鉄拳ボールの方が何倍も面白いと思う。
まとめ
PS時代から格闘ゲームとして完成されていたこの作品。
830万という売り上げも妥当であると言えるだろう。
また鉄拳ボールで遊びたい・・・!