https://www.jp.playstation.com/blog/detail/9353/20200206-p5s-2.html
*注意!この記事は本作のネタバレを存分に含みます。
オッス!超ゲーマーMEXISSだ!!!!(@mexiss2)
ペルソナ5スクランブルをクリアしましたーーーー!!!
ペルソナ5Sクリアしてしまった・・・。
— MEXISS@毎日ゲーム×ブログ (@mexiss2) 2020年3月4日
心にぐっとくるストーリーで360°どこからどう見てもペルソナ5の続編でしたね。
なんだかiPhoneのSiriと話しをしたくなりました・・w
この作品を「無双だから抵抗感がある」という人に対して猫ガナ風に言いたい。
【いや、無双じゃねぇし!😾】#P5S pic.twitter.com/hNvUCDb2ER
プレイする前は「 アクションに特化しすぎて、ストーリーやペルソナの良さが薄れてしまわないだろうか?」
と不安を感じていたけど、その不安も杞憂に終わりました。
結論から言うとペルソナ5をクリアして楽しめた人は、この作品をプレイしないのはもったいない。
特に、怪盗団が好きだったり物語に惹かれた人はなおさらね!
今回はペルソナ5Sをクリアして感じた
いまいちなポイントと良かったポイント
をまとめました!
関連作である
- ペルソナ5
- ペルソナ5R
この2つをプレイしたプレイヤーの目線で書きます。
ペルソナ5Sのいまいちだったポイント
前作の用語をバリバリ使う
今作では、前作にあたるペルソナ5の用語や出来事を遠慮なく語ります。
そのため、「今作で初めてペルソナをプレイした人は話が頭に入ってこないだろうな~」って感じれられる場面が多かった。
- 「そもそも心の怪盗団ってなんだ?」
- 「こいつらはどうやって仲間になったんだ? 」
- 「シャドウとかシドーってなんやねん」
前作のあらすじや経緯とかはまったく語られない。
物語は前作をクリアしてる前提で進んでいくのです。
クリアしてる人からすればまったく気にならないけど、
ペルソナ5をプレイしてない人にオススメできない要因の1つでもある。
序盤はグラフィックが気になる
今作のグラフィックはぶっちゃけ良くないです。
ペルソナにグラフィックを求めてる人はそこまで多くはないと思いますが、
会話シーンのキャラに目を向けると「え?PS4なのに?」とジャギジャギ感が気になるんですよ。
左下の顔は綺麗だけどね!
決して褒められたものではないグラフィックですが中盤以降は・・・慣れます!
ストーリーのことしか頭に入ってこなくなるし、ずっとプレイしていると脳が勝手に「これが普通」
と認識するようになるのかもしれませんw
スムーズなプレイを阻害するロードの長さ
今作で1番気になるポイントは間違いなくロード
- 街を探索してるときのエリア移動
- ダンジョンを攻略してる最中のエリア移動
このエリア移動する際に必ずロードが入るのですが、これがま~~長い!
長いだけならいいのですが、この2つのエリア移動はプレイ中に頻繁に行うものです。
何回も繰り返される長いロードでエリア移動すること事態が面倒になっていましたw
今作のロードは長さと量のどちらも兼ね備えている。
街の探索でダッシュができない
今作の楽しみの1つでもある街の探索。
ゲーム内で再現された日本の都市を歩きまわるのはすごく楽しい。
・・・のだが。
ダンジョンで息切れをすることもなく全力でダッシュできるジョーカーが、現実ではジョギングしかできない!
これは「じっくり街並みを堪能して欲しい」という開発者の計らいか?
確かに、街に着いたときはゆっくり見て回りたいもの。だけど、
1通り見終わった後の街をジョギングで移動するのは正直苦痛だった。
怪盗団は旅行中かもしれないけど、プレイヤーはゲーム中だ!w
ダッシュボタンを付けてじっくり見て回るのか、快適に移動するのかはプレイヤーに選択させる方がよかったように思う。
ペルソナ5Sの良かったポイント
ペルソナ5同様の濃いシナリオをテンポよく楽しめる!
今作をクリアするのに掛かった時間は38時間。
ペルソナ5をクリアするのに掛かった時間は100時間超え。
一見、今作のボリュームが少ないように思えてしまう。
たしかに全体的なボリュームはペルソナ5の方が上ですが、今作のストーリーの濃さはまったく引けをとっていなかったんです。
ペルソナ5はストーリー本編とはべつにやることが多い。
コープだったり人間パラメーターだったり、メメントスだったりと。
楽しい部分でもあるけど、時間はかかるよね!
一方で今作ではそういった時間を要する要素はほぼない。
そのため、続きが気になるストーリーをテンポよく楽しめるんだ。
ペルソナ5は期間が1年であり、今作は1ヶ月。
1ヶ月だけだけど、その分無駄な日はなく1日一日がとても濃かった。
新キャラが魅力的
新キャラで登場した善吉とソフィアの2人。
主人公のジョーカーを喰ってしまうレベルで目立っていたしストーリーを盛り上げてくれた。
「明智と芳澤の代わりがこの2人か~・・」
ペルソナ5Rの仲間だった2人が魅力的だったから、善吉とソフィアに対しては懐疑的だったんですよ。
クリア後には大好きなキャラになりましたけど。
続編があるとしたら出て欲しい!
娘を持っているイケオジと妹のようなAI。
どちらも怪盗団にはいないタイプのキャラでいいアクセントになっていた。
何より、感動的なシーンをいくつも生み出してくれた。
さすがのBGMとメニュー画面
期待していた所を期待以上に作ってくれた。
ペルソナシリーズといえばBGMとメニュー画面のオシャレさも特徴のゲーム。
今作でもそのオシャレさは健在だ。
BGMは最高のオープンニングに始まり、リミックスされたBGM、オリジナルのBGM。
どれもがカッコよく、ゲームを盛り上げてくれた。
そして、メニュー画面。
このメニュー画面をデザインした人は地球人ではない。
オシャレ星人だ。
ゲーム界のメニュー画面選手権に出場したらブッチギリの優勝だろう。
ペルソナらしさ満載の戦闘
今作の開発に協力しているのは爽快感溢れる無双シリーズで有名なコーエー。
そのため、今作の戦闘でも爽快感をたのしむことができる。
ただし、常に爽快な戦闘を楽しめるわけではない。
雑魚は無双シリーズ同様に圧倒することもできるけど、
強敵ともなると、敵の体力と攻撃力が高くこちらが圧倒される。
「もはや敵の方が爽快感を感じてるんじゃね?!」と思ってしまうレベルだ。
だが、ペルソナ好きが求めているのは爽快感じゃないはず。
敵の弱点を突きつつ常に思考を巡らせる戦闘こそがペルソナらしさ。
今作はアクションゲームではあるけど、そのペルソナらしい戦闘が存分に再現されているんだ!
ペルソナらしいと思えた理由はこちら。
- ペルソナを使用する際には画面が止まり、何をするのかを考える時間がある。
- 味方とバトンタッチして敵の弱点を突くのが大事。
- 敵の弱点を突けば総攻撃で1網打尽にできるけど、それは敵も同じ。
- 何も考えずにゴリ押しプレイはできない
- ペルソナ5と同様にSP管理はシビア
雑魚は爽快に強敵はしっかり考える。
無双のよさとペルソナのよさが上手く共存していた戦闘システムでした!
全国を旅する楽しさ!
ペルソナ5の舞台は東京。
今作は東京・仙台・札幌・沖縄・京都・大阪が舞台。
ダンジョンの攻略だけじゃなくしっかりと街も観光するし、
ご当地の食べ物をすんごい美味しそうに食べやがるんですよ怪盗団のやつら。
深夜に何回飯テロを喰らったことかw
プレイしていると怪盗団と一緒に全国を旅してる気分に浸れるんですよ。
プレイの最中に「現実でも全国旅してぇ~~!」って思ったプレイヤーは死ぬほど多いはず。
ペルソナという作品を楽しみながらも旅行もたのしめる作品でした。
ペルソナ5Sの総合的な感想
ペルソナ5クリアして楽しかった人は買い。
ペルソナが初めて、もしくは無双アクションに期待してる人はオススメしない。
今作は上記の通りオススメできる人とできない人を簡単に分けれます。
ペルソナ5が面白かった人が買って後悔することはないだろう。
ペルソナ5の世界観と良さをそのままに戦闘をアクション寄りに変えた続編に違いありませんから。
ペルソナは知らないけど「アクションだし面白そう」とプレイしてもたのしめるだろうけど、本来の面白さの60%くらいしか味わえないかもしれません。
ペルソナ5とペルソナ5Rをクリアした俺は買って良かったと心から思いました。
ペルソナ5のファンには最高のゲームだ!
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